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業務請負・派遣のメリット/デメリット

業務請負・派遣のメリット/デメリット

「業務請負」と「人材派遣」。似ているようで少し違います。
ここではそのお互いのメリット・デメリットについてご説明致します。

業務請負業 人材派遣業
法規制 特に無し 「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律(以下、派遣業法と呼ぶ)」等有り。
スタッフへの指揮命令者 請負元 派遣先(クライアント様)
契約の期限 無し(業務内容に関わらず、当事者間で最適な期間を任意に設定可能) 業務内容によって各種規制があります。
メリット 1. 管理業務の簡略化
業務内容・目的等の事前打ち合わせをきっちりと行えば、当該業務に関する管理業務から解放される。
2. 知識や経験の蓄積
スタッフ個人の技能を雇い入れる派遣とは違い、アウトソーシングを仕組みとして取り入れる事が出来るので、正しく請負会社を選択すれば、長期的観点から知識や経験を組織として蓄積し易い。
3. 社内革新
請負元の指揮命令系統を取り込む事により、第三者的なものの見方を導入する事が出来、社内イノベーションを起こす一つの方法として導入出来る。
4. 自社経営効率化
クライアント様はコアコンピタンスに自社経営資源を集中させながら、請負業務については最小限の管理(請負元との結果検証)で効率化を図れる。
1. 過剰雇用の回避
必要な特定技能(=スタッフ)を必要期間だけ取捨選択出来る。(但し、派遣スタッフの事前面接は法律により禁止されているので、ご注意願います)

2. 指揮命令関係の明確化
派遣先が指揮命令出来るので、派遣契約期間においては、正社員雇用に近い感覚で雇い入れる事が可能である。

3. 選択肢の拡大
そもそも派遣先が指揮命令の責を負う為、複数の派遣会社を併用しても管理業務は追加発生しない。結果、選択肢の幅を持ち易い。
デメリット 1. クライアント様の現場ノウハウが内部に蓄積されない可能性がある。

2. 同じ現場・職場内で、複数の請負会社に分散委託した場合、複数の指揮命令系統ができてしまい、現場が混乱する可能性がある。

3. 派遣とは違い、クライアント様がスタッフ一人一人を取捨選択する事が出来ない。

4. 請負会社の選択により、業務の出来栄えが左右され現場が混乱する可能性がある(ノウハウを持たない人材不足の請負会社)。
1. 派遣スタッフ一人一人に対して指揮命令を行って頂く必要があるので、正社員雇用と比較して管理コストの削減に繋がらない。

2. 業務によって派遣期間の制限があるなど、法律上の各種制限を受けたり、スタッフごとの部分導入になる為、クライアント様の現状に合わせ、戦略的トータル・アウトソーシングの設計が困難である。

3. 指揮命令系統が派遣先にあるので、第三者的視点を取り入れた業務改革を起こしにくい。
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